大雨による冠水で車が受ける被害と、車両保険の補償内容を解説します。
大雨冠水による車の被害と車両保険
大雨冠水による車の被害と車両保険
近年は短時間で集中的に雨が降る「ゲリラ豪雨」や、台風・線状降水帯による大雨が増えており、道路の冠水による車両被害も身近なリスクとなっています。アンダーパスや河川沿いの道路、排水が追いつかない低地の道路では、わずかな時間で水位が上昇することがあります。乗用車だけでなく、トラックやバスといった大型車両も冠水被害を受ける可能性があり、事業用車両が使用できなくなれば、配送や送迎などの業務にも大きな影響が及びます。
冠水した道路を走行した場合、水がタイヤの高さ程度に見えても、路面のくぼみや側溝が見えなくなっていることがあります。水深が深くなるとエンジンの吸気口から水を吸い込み、エンジン内部に水が入る「ウォーターハンマー」が発生するおそれがあります。エンジン内部に水が入った状態で始動や走行を続けると、コンロッドの変形、シリンダーやピストンの損傷など、重大な故障につながる場合があります。また、エンジンだけでなく、トランスミッション、電装系、ブレーキ、ハブベアリング、燃料系統などにも浸水の影響が及ぶことがあります。
特に近年の車両は電子制御装置を多く搭載しているため、冠水後に一度は走行できたとしても、時間が経過してから警告灯の点灯や電装部品の不具合、腐食による故障が発生するケースがあります。シートやフロアカーペットまで浸水した車両では、悪臭、カビ、衛生面の問題も無視できません。トラックでは荷台や架装部分、パワーゲート、冷凍冷蔵装置などの確認が必要になることもあり、バスでは乗客スペースの床下機器や空調設備への影響も考えられます。
大雨で車が冠水した際に頼りになる可能性があるのが車両保険です。一般的に、車両保険には台風・洪水・高潮・大雨による冠水など、自然災害が原因となる損害が補償対象に含まれる契約があります。たとえば、駐車中に大雨で車が水没した、走行中に道路が冠水してエンジンが損傷した、河川の氾濫によって車両が流されたといったケースでは、契約内容に応じて修理費用や全損時の保険金が支払われる可能性があります。
ただし、すべての車両保険で同じ補償を受けられるとは限りません。加入している保険の種類、補償範囲、免責金額、車両保険金額、特約の有無によって、実際の支払い条件は異なります。また、地震・噴火・津波を原因とする損害は、通常の車両保険では補償対象外となることが一般的です。大雨による洪水と、地震に起因する津波では扱いが異なるため、契約内容を事前に確認しておくことが大切です。
冠水被害に遭った場合は、無理にエンジンをかけないことが重要です。すでに浸水している可能性がある状態で再始動すると、故障を悪化させるおそれがあります。安全な場所へ避難したうえで、保険会社やロードサービス、販売店・整備工場へ連絡し、車両の状態を確認してもらいましょう。被害状況が分かる写真や動画、冠水した場所・日時、レッカー移動に関する書類などを残しておくと、保険請求時の確認がスムーズになる場合があります。
冠水を防ぐためには、大雨警報やハザードマップを確認し、浸水想定区域やアンダーパスへの進入を避けることが基本です。特に事業用のトラック・バスは、運行前に気象情報と道路情報を確認し、危険が予想される際には迂回や運休も含めて判断する必要があります。万が一に備え、車両保険の補償範囲を見直すとともに、冠水歴のある車両の購入・買取時には、下回りや電装系、室内の状態まで丁寧に確認することが重要です。
すぐに納車可能な車両はこちらからどうぞ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
アップル 弥富R23店 掲載一覧-愛知県|中古トラック掲載台数No.1!圧倒的なトラック掲載台数で欲しい一台が必ず見つかる【トラックバンク】