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エアサスについて

エアサス車の仕組みやメリット、トラック選びのポイントを解説します。

エアサス車の仕組みとトラック選び

エアサス車の仕組みとトラック選び

エアサス車とは、エアサスペンション(空気ばね)を搭載した車両のことです。一般的なトラックでは、鋼製の板ばね(リーフスプリング)によって車体や荷物を支えています。一方、エアサスはゴム製のベローズ(エアバッグ)に圧縮空気を送り込み、空気圧を調整することで車体を支える仕組みです。路面から受ける衝撃を空気の弾性でやわらげられるため、乗り心地や積載物への負担を抑えやすいことが大きな特徴です。

トラック用のエアサスには、主に後輪側にエアサスペンションを装備するタイプと、前後輪に装備するタイプがあります。後輪エアサスは、荷台に積む荷物を保護したい場合や、配送時の乗り心地を改善したい場合に適しています。前後輪エアサスは、より高い快適性や走行安定性を求めるケースで選ばれます。車種や架装、用途によって設定は異なるため、購入前にはどの位置にエアサスが装着されているかを確認することが重要です。

エアサスの基本的な仕組みは、コンプレッサーでつくられた圧縮空気をエアタンクに蓄え、車高センサーや制御装置が車両の状態に応じてエアバッグ内の空気量を調整するというものです。荷物を積み込むと車体は沈み込みますが、エアサス車では空気圧を高めることで適切な車高へ近づけます。反対に、荷物を降ろして車体が高くなった際には空気を抜き、車高を整えます。この自動車高調整機能により、積載量の変化による車体姿勢の乱れを抑え、安定した走行につながります。

また、多くのエアサス車には車高を任意に上下させる機能が備わっています。荷台の高さを下げられれば、フォークリフトでの積み降ろしや、手作業での荷役時に負担を軽減しやすくなります。荷台とホームの高さを合わせたい物流センターへの配送、重量物や精密機器の輸送、カゴ台車を使用する業務などでは、車高調整機能が作業効率の向上に役立つでしょう。ただし、車高調整の操作方法や調整できる範囲は車種ごとに異なるため、実際の荷役環境に合うかを確認する必要があります。

エアサス車のメリットとしてまず挙げられるのは、荷物への振動や衝撃を軽減しやすい点です。精密機械、医療機器、楽器、家具、ガラス製品、飲料、青果、花きなど、振動や荷崩れに注意したい荷物を運ぶ場面では、エアサスの特性が活かされます。段差や荒れた路面を通過したときの突き上げが比較的少なく、ドライバーの疲労軽減にもつながる可能性があります。長距離輸送や毎日の配送業務では、運転環境の快適性も車両選びにおける重要なポイントです。

さらに、積載時と空車時で乗り心地の差が出にくいこともエアサスの魅力です。板ばね車は耐久性やシンプルな構造に優れる一方、空車時には跳ねを感じやすい場合があります。エアサスは積載状態に合わせて空気圧を調整するため、空車でも積載時でも安定感を得やすくなります。荷物を大切に運ぶことはもちろん、配送品質の維持や企業イメージの向上を目指すうえでも、検討する価値のある装備といえます。

一方で、エアサス車を選ぶ際には注意点もあります。エアバッグ、配管、エアタンク、コンプレッサー、車高センサー、バルブ類など、板ばね車にはない部品があるため、定期的な点検と適切なメンテナンスが欠かせません。中古トラックを検討する場合は、エア漏れの有無、車高調整が正常に作動するか、警告灯が点灯していないか、エアバッグにひび割れや劣化がないかなどを確認しましょう。停車中に車高が大きく下がる、コンプレッサーの作動が頻繁である、操作スイッチの反応が悪いといった状態は、点検を要する可能性があります。

トラック選びでは、「何を運ぶか」「どこへ運ぶか」「どのように積み降ろすか」を具体的に整理することが大切です。一般貨物を中心にコストや整備性を重視する場合は板ばね車が適することもありますが、荷物の品質保持、乗り心地、荷役性を重視するならエアサス車が有力な選択肢になります。平ボディ、ウイング車、バン、冷凍冷蔵車、アルミブロックなど、架装との組み合わせによっても使い勝手は変わります。株式会社プロックスでは、愛知県弥富市のアップル弥富R23にて、トラック・バスの販売や買取を行っています。エアサス車をご検討の際は、用途や予算、必要な装備に合わせて、車両の状態を丁寧に確認しながら選ぶことをおすすめします。

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